PROJECT
当社は、医療での臨床現場や研究分野に必要な製品の開発を実行するため、プロジェクト化手法(社内外開発・VB投資・ベンチャー企業の育成・JV設立など)により、革新的な医療機器、アプリケーションを市場に投入しています。また医療機器としての認可取得をプロジェクト企業と一緒に実行することで、医療機器市場の活性化に努めています。
開発投資プロジェクト
光アブレーション
投資先 : 株式会社ニューロライテック
光を利用した生体アブレーション技術を開発するベンチャー企業です。光アブレーションはレーザーとは違い、一般的な可視光帯域を使用するため安全に低価格で焼灼製品を提供することができるようになります。特に新造分野では電気的焼灼やレーザーでは難しかった治療方法を開発しています。
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迷走神経刺激カテーテルシステム
投資先 : 株式会社ニューロシューティカルズ iVNS
当社からカーブアウトしたニューロモジュレーションのベンチャー企業。当社にとっても真打プロジェクトであるこのプロジェクトは心臓最後の領域である心不全治療に果敢に挑戦します。迷走神経刺激による心筋保護を目的としたカテーテルシステムで、効率良く適切な刺激を与えられるよう刺激アルゴリズムまで開発。これまで世界に存在していなかった新規医療機器になります。
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スコアリングカテーテルデバイス
投資先 : Transit Scientific LLC.
Transit社は独自の技術でPTAバルーンカテーテルに装着することができるスコアリングデバイスを開発するベンチャー企業です。様々なタイプのPTAバルーンカテーテルに装着できるためサイズの違うものに1つのデバイスで対応が可能。スコアリングの概念を根底から覆す製品です。加えて同じ技術でマイクロカテーテルも開発中。追随性が良くプッシャビリティに長所があるマイクロカテーテルは多方面に渡った分野で使用できます。
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血管塞栓剤(GPX)
投資先 : Fluidx Medical Technology LLC.
Fluidx社は非常にユニークな生態模倣技術で血管塞栓剤を開発するベンチャー企業です。がん治療や動脈瘤治療などて使用される血管塞栓剤は様々なフォーミュラを利用し開発されています。特に生体適合性があり強い塞栓力を持つ製品が市場から期待されています。同社は前記二点に加え、デバイスへの付着性がなく、ハンドリングの良い製品を開発しようとしています。
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不整脈診断カテーテル
投資先 : Access Point Technologies EP Inc.
APT-EP社は不整脈分野での診断カテーテル及び治療用デバイスを開発するベンチャー企業です。長年にわたる技術開発で使いやすく特徴的なカテーテルを世界的に製造販売しています。また不整脈治療デバイスも開発しており、技術の高さに定評があります。
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BTカテーテル(タムガイド)
投資先 : 株式会社ニューロシューティカルズ 沖縄
ニューロシューティカルズ 沖縄はBTカテーテル(タムガイド®️)を製造するベンチャー企業です。この製品は、食事の時に流動食でも誤嚥の危険性が高くなったり、何らかの理由で機能障害を起こし、口から物を食べられなくなったりした患者に直接栄養を注入するため、胃へと栄養チューブを挿入する場合、そのチューブ先端が気道ではなく胃に入っていることを確認するためのデバイスです。
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超細径ビデオ内視鏡システム
投資先 : 株式会社SCOPION
当社と台湾企業とで設立した内視鏡ジョイント・ベンチャー企業。医療用内視鏡にCMOSセンサーを使用し、外径3mmから最小外径で1.1mmまでの内視鏡を開発しています。超細径内視鏡で課題になるのが観察に十分な光量を内視鏡先端から照射できるかという問題がありましたが、当社は特殊光源を使用し、その課題を解決しました。整形外科、消化器内科、眼科などの分野に製品投入していきます。
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HbA1c測定機器
投資先 : TAB DIAGNOSTIC社
TAB社は唾液で簡易的にHbA1cを測定できる医療機器を開発しています。2型糖尿病の患者が、長期的な糖尿病合併症のリスクを軽減しながら、病状をより適切に管理できるようなります。HbA1c (A1c) 測定とスクリーニングの間のギャップを埋めて、糖尿病をより適切に管理および改善すること可能とする医療機器です。
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次世代分析技術
投資先 : ACIリサーチ社
ACIリサーチは医薬品、バイオテクノロジー、化学などの業界でリスクとなりうる毒素、病原菌、微生物などの有害物質や新規物質の発見のため、目的物質を指定せずに広範囲な物質や未知の物質を一挙に検出する分析法「ノンターゲット分析」に対応したソリューションを提供します。これまで困難だった試料中の未知物質の構造情報を網羅的に、素早く、そしてより高精度に明らかにするサービスを提供していきます。
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ロボットヒューマンアーム
投資先 : ATOM LIMB社
ATOM社は腕を失った患者向けにロボットアームを開発する米国シリコンバレーで起業されたベンチャー企業です。装着することで指までコントロールできようになる人工アームで、フィードバック機構により何かを手で掴んでいる感触も感じることができるようになるスマート義肢です。
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提携プロジェクト
内視鏡の曇り止め
開発提携先 : インテリジェント・サーフェス社
インテリジェント・サーフェス社は革新的なバイオインターフェイス「MPCポリマー」を開発する東工大発ベンチャーです。現在、腹腔鏡手術や消化器内視鏡術に使用される内視鏡先端が曇らないようにするコーティングマテリアルを開発しています。電気メスや超音波メスなどで臓器を切除したり止血する場合、ミストなどが内視鏡先端レンズに付着し視野の確保が困難になります。現在開発している製品はそれらの曇りを生体適合性の高いマテリアルでコーティングし手術終了まで内視鏡映像をクリアに保つことができます。
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メディカルリスニングプラグ
開発提携先 : シャープ株式会社
「メディカルリスニングプラグ」は、当社との協業第一弾として発売したニューノーマル時代の社会課題の解決に寄与する新しい補聴器です。難聴自覚者における補聴器の所有率の低さに加え、マスクの着用やオンライン会議などで聞き取りづらさを自覚する人が増えていることに着目し、感染症が拡大する中、対面サービスへの不安を払拭するソリューションとしてご提案しています。
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ポータブルCTスキャン
開発提携先 : Neurologica Inc.
NeuroLogica社は移動可能なCTスキャナーを開発するベンチャー企業です。通常CTは設置型の医療機器でしたが、病院の中を移動できるポータブルCTはこれからのCTスキャンを変化させることができるかもしれません。半自走式で簡単に院内を移動することができ、救急外来、ICU、脳外科領域、病室内、小児科領域などで威力を発揮します。
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乳がんCTスキャン
開発提携先 : 選定中
乳ガンの診断にCTスキャナーを開発するプロジェクトです。乳房を強く押さえつけることなく、うつむせにベッドに横たわり、空いた窓から乳ガンCT検査をすることができます。ストレスなく検査を受けることができるのは患者にとって福音となります。またCT画像はソフトウェアを用いて3D画像構築できます。独自のアルゴリズムを使用すれば、より詳細な読影が可能となるかもしれません。ぽっかり空いた穴に乳房を差し込み、じっとしているだけで検査は終わります。新世代のCTとして期待される開発製品です。
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腕時計型エッセンシャルトレマー
開発提携先 : Allevion Therapeutics LLC.
Allevion社はエッセンシャルトレマー(本態性振戦)を持つ患者に朗報をもたらすベンチャー企業です。エッセンシャルトレマー(本態性振戦)は本人の意志に関係なく手や足が震える疾患です。パーキンソン病などから発生する症状もありますが、原因はまだよくわかっていません。同社は腕時計型のデバイスの内側に装着された特殊なセンサーでその震えを緩和し、患者のQOLを高めるデバイスを開発しています。
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高血圧制御補助機器
開発提携先 : Pressao Medical社
PRESSAO MEDICAL社は制御不能な高血圧および前高血圧症の制御補助のための次世代スマートウェアラブル非侵襲性神経調節デバイスを開発しています。2025 年までに世界の高血圧症罹患者は 16 億人に達すると予想されています。
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過活動膀胱制御補助機器
開発提携先 : Vascular Health社
独自のデュアルエネルギー融合神経調節技術を利用した、過活動膀胱制御補助用の非侵襲性ウェアラブルデバイスです。高齢化社会になりつつある日本では1,000万人の罹患者がいると推定されています。同社は簡便に過活動膀胱に対してコントロールできる技術を有しています。
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社内プロジェクト
神経プローブ
外科手術の結果(QOL)を劇的に変える技術(特許取得済み)。様々な外科手術おいて神経を傷つけることなく手術を終えられるよう、部位に特化した神経の位置を確認できるシステムです。神経特有の伝導アルゴリズムを解析し、確実に術者サポートができるように開発しています。
準備中